ロマンチックランデブー



何をどうしたんだかわからないけど


食事はやっぱり2人分はこばれてきた




「おいしい」


「さすが一流ホテルのシェフだよね」


「眺めも最高だし」

「でしょ?我ながらいい席に変更したと思うよ」



席変更してくれたんだ



だってすごいよ



夜だからビルの明かりが本当にキレイに光っていて


しかも上の方の階にいるので眺め最高



「お金の力ですか」

「いいえ、ここは俺の顔の力です」




自分がイケてるとでも言いたいのですか?



当たってますけど


あなた十分イケメンですけど




「それ自分で言っちゃうんですね」


「聞かれたので答えただけです」





「…///」


「え、待って!!今ので何に照れたの!?その笑い何」




「笑ってなんか」


「とりあえず玲奈ちゃんのそのツボ手に入れたいんだけど。どこが面白かったの」


「えっと、全体的にあなたの「レオ」」


「レオ…さんの返し方が好きっていうか」



バカだった


ここで好きっていうワード使った私がバカでした。



「俺のこと好きなの?」


「あなたじゃなくてあなたの返し方が」


「それって俺を好きなことにはならないの?」

「なりません」




「…俺今すごい困ってます」

「私非常に楽しんでます」