そんなあなたは先生でした…(上)


「礼、大丈夫!?」

心配してきてくれたのだろう。

陽のシルエットが映った。


「あ、大丈夫で……いたっ」

指の皮が剥けたみたいだ。

「礼?
まだ浴衣脱げてないの?」

意外と痛いな、指の皮。

「あ、んーと、、紐がキツくて……」

指先が赤くなってしまっている。


「入ってもいい?」

「え、あ、えっ!?///」


陽はあたしからの返事を待たずに
脱衣所に入ってきた。