恭哉side 目を開けるといつもとは違う天井が映った。 薬の臭いが霞む。 ふと下に目を向けると、 俺の手を優しく包む手があった。 「んっ……」 隣の席の女が寝ている。 付き添っていてくれたのか? 時間を確認すると、4時を回っていた。 ゆっくり手を解く。 さっきとは違い、寝たおかげか少し楽になった。