いつもならこんなにずっと口付けをしないのに、今日は離さずにしている。 息が足りなくて、 陽を見て瞳で訴える。 一度離れて、 あたしは息を吸う。 「ハァッ…」 それなのに、またくっつく唇。 口の中に柔らかいものが入ってきて、 あたしの舌を絡め取る。 静かな部屋にはふたりの息遣いと 合わさる音が響く。 力が出なくて、 恍惚としている。 陽の唇は首筋へと流れてゆく。 くすぐったくて、 変な声が出て、 恥ずかしくて顔が熱くなる。