「そろそろ時間かな?」 空は蒼からチェリーブラウンへと変化していた。 あたしはまだ二人でいたくて、 夕日を二人で見たくて、 ギュッと手に力を込めた。 陽は微笑みながら 「夕日が堕ちるまでここにいよっか?」 と言ってくれた。 感じ取ってくれたことが嬉しくて、 まだ二人でいれることが嬉しくて、 あたしは首を縦に振り、 意思表示をした。