そんなあなたは先生でした…(上)


「礼ちゃんだって、
恋したらわかるわ。
相手を見るとドキドキが止まらなかったり、嫉妬したり、苦しくなったり……」

「他のヤツと喋ってるとムカついて、でも自分とちょっとでも話してくれたら許しちまうんだよなー」

麗華さんが言った言葉に、奏さんが後付けをした。


「礼ちゃんはそういうこと、陽に想ったことない?」


ドキドキ……

苦しい……




そんなの
先生を見る度に発動する…。