「……お母さん…」 寝言で呟く礼さん。 ギュッ…… 俺は礼さんを抱き締める。 つい最近までは、 “助けたい” “守ってやりたい” という感情しかなかった。 でも、 あの日、 あの車で話したあの時から “自分が礼さんを幸せにしてあげたい” “自分が礼さんのことを守って、助けて、笑顔にしてあげたい” そう思うようになった。 と、 同時に礼さんを見る度に、 心がギュッとなったりドキッとしたり、またまた自分だけのものにしたいという衝動に駆られそうになる。 これって…………