「今日、幼なじみとご飯食べに行ってたんです。
幼なじみは私がどんくさくて、ドジってことを知ってるからだと思うんですけど
家政婦なんてお前なんかに務まるの?
って言われて。
先輩から電話があってから2時間くらい戻らないし。
自分はやっぱり家政婦なんか出来ないんだぁなぁって。」
長い話を先輩は頷きながら聞いてくれていた。
「幼なじみくんに言われたからって気にすることないじゃん。
自分がやるって決めたんだから、もうちょっとは自信もっていいんだよ?」
先輩の言葉がじわりじわりと心に染みてくる。
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