先輩の後を歩きながら先輩って好きな人とかいるのかなぁ?
と考えていた。
「着いたよ。」
そう言われて上を見ると空が広がっていた。
「うわぁー
綺麗な夜空。」
「俺もさ、辛いことがあったらよく屋上にくるんだ。
結菜...ちょっとは落ち着いた?」
「っ...///」
私の名前、呼び捨てで呼んだよね?
「結菜?」
「えっ...!!!あっはい。
ちょっと落ち着きました。
ありがとうございます。」
「なにがあって急に泣いちゃったか分からないけど
良かったら俺に話して?」
先輩に優しく言われ、私は話すことにした。
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