車の運転は航のお父さんがしてくれている。
私の両親は2人でラブラブしていて見てるこっちが恥ずかしい。
「お前の両親、すげぇなぁ?...」
航も呆れてるよ...。
「うん。
人目を気にせずキスとか。
見てるこっちが恥ずかしいよね!」
「あぁ。だいぶな」
なんか私と航まで気まずくなってるし!!
「きゃー♪♪パパったらぁ★」
ついには航のご両親までも。
私と航はひたすら苦笑い。
「なんか私たちここにいるの申し訳ないね...」
「どうせなら、俺らもキスしちゃう?」
航が口元に笑みを浮かべ、怪しく笑う。
「するわけないじゃん。
私、好きな人いるのに。」
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