あぁ…
なんだ、そういうことか。
「こんなこと言うの、あたりまえだろ。一応、心配してるんだし…。」
て、俺何言ってんだろ…
自分で言ってて恥ずかしくなってきた…
でも、鉄仮面はその言葉が本当にうれしかったらしくて…
目からは次々と涙をこぼし、メイクをぐちゃぐちゃにしながら泣いていた。
「そんなに自分の中に溜め込んでたんだな。」
「え??」
「涙って、自分の気持ちを溜め込んでた分だけ、流れてくるもんなんだよ。ま、俺がそう思ってるだけだけどな!!だから、もう溜め込むな。話だったら、俺でよければ聞くし…。」
鉄仮面はそのぐちゃぐちゃの顔を上げた。
そして、「ありがとう…ありがとう…」と泣きながら何度も何度も言った。
「わかったから、もう泣くなよ。」
俺は、ポケットからハンカチをとって、鉄仮面の涙を拭った。
すると、鉄仮面は優しく微笑んだ。
「なんだ、笑えんじゃん。」
「え…??」

