「うん。それでよろしく。」


「ちょっと!!あたしには発言の権利すらないの!?」


「だって、おまえ絶対変な髪形にするだろ。」


「なっ!?」


「あ、おじさん。美桜の髪型も、このボブに変えてくれる??」


「りょーかい!!」


「ちょっと、マオ!!!??」


美桜の言葉を無視して、おじさんは次々に髪を切っていった。


そして、数分後。


「マオ、美桜。起きて。できたぞ。」



俺と美桜はいつの間にか眠っていた。



「ん…」


俺は背伸びをして、ゆっくり閉じていた目を開ける。


「うわっ!!!なんだよ、これ!!」「な、何これ!?」


目を開けると、鏡に映ってたのは、美少女だった。


そして、美桜のほうを見ると、美桜も俺そっくりだった。


まぁ、ちょっとかわいい要素が含まれてる気がするけど。