「わかったから、暴れるな」 俺は美愛を止めた。 「ふえぇぇ」 「ハンバーグ、作ってやるから。今から材料買ってくる」 俺は財布を持って、玄関に向かった。 美愛が、俺の後ろをついてきた。 「オマエも来るか?」 俺は美愛の姿を見た。まだ、下着姿だ。 「ないない」 …行かない、って意味にとっていいのか? 「家で待ってるなら、服着とけよ?」 俺は、タンスを指さした。 「あの中に俺の服入ってるから」 美愛は、コックリと頷いた。