お父さんが? って思ったら、お父さんの声がした。 「っ…!?」 チェロを背負ったままのお父さんは周りの目を構わず近づいてきた。 「え、美海、浮気?」 「あれお父さん…」 「うっそ、若ッ!」 「家に行ったらいないから焦ったよ! 南海に聞いたら彼氏がいるんだってな!」 「うるさいよお父さん…」 「しかも南海の友だちの息子だって?」 「すっごいイケメンなんですよ!」 うわ、真夜が乱入。 「美海の友だちか?」 「相川真夜です」