とりあえず中入ろっか、って優しく笑って 真夜と中にお邪魔した。 「こーんなかわいい美海放って あいつが浮気…?」 「陽大…」 「まじで許せない…! 溺愛してたはずなのに!」 真夜はあたしにかわって 壁にクッションを投げつけた。 ピンポーン、と音がして 「真夜~~~? 来たよ~~~」 って、綾香の声がした。 「綾香ぁ~~~!!」 「うわっ! 美海もいたの?」 「綾香、入っていいよ」 真夜が、綾香を呼んでくれたみたい。