「いっちゃーん!」 「ん?」 彼の名前は一誠だ。 私は『いっちゃん』 と読んでいる。 「あの猫可愛い!連れてきて!!」 「えー…… ま!桜のためなら!」 ほんと、色んなワガママ聞いてくれた。 小さい頃は……