私の冷たい旦那様




次の日。


今日からまた日曜日まで直人はお仕事。




直人は確かにまだ若い。


だけど仕事だけは優秀で。



顔もいいし、仕事も出来る。


とにかく何でも完璧な人だから結構重要な仕事もしているらしい。





「行ってらっしゃい」



「…ん」




スーツを着て玄関を出て行く直人。



外は朝だからまだいいけど、暑いと思う。





「直人、外暑いから気をつけてね?熱中症とかになったら大変だし、水分とかちゃんと「わかってるから」




バタン…




扉が音を立てて閉まる。