『…そうか。 シンラに…もう一度だけでも会いたかったな…』 『残念です。では、あたしは帰るとします』 『うん…ありがとうニコア…』 『ヒロキさんもお元気で』 そう言い残してニコアは飛び立った。 これで―… オレの天使は居なくなるんだな… シンラ… またいつか、 オレのところに戻ってくるかな? ずっと待ってるよ… ずっと忘れないよ… シンラ…