伝説の姫~夜桜~

「蓮花、そこに座れ」


『はぁーい。』




なんか、ソファーが6つあって、


舜君が指差した奥の2人掛けに座った。







「なぁ、なんで転校してきたんだ?」




ギクッ、


問題起こして退学になったなんていえないよ




どうしよう?





『ちょっと、親の事情でね...』


「そうなのか。
 後、君付けやめろ。舜でいい。」


『ぇっ、わかった
 じゃああたしのことも蓮花でいいよ』


「あぁ、そうする蓮花」




舜が蓮花っていうとドキドキした。

でも、胸が痛くなるのはなんでなのか分からなかった。