伝説の姫~夜桜~

螺旋階段を上ると、黒の扉が見えてきた。



「入るぞ。」






えっ、まさかここは幹部室じゃない?



他人が入ってもいいのかな?しかも、敵なのに...。





『待って、舜君。
 入っていいのあたし?』


「は?いいに決まってるだろ。
 今更聞いてんじゃねぇよ。」





そんな、逆切れしなくてもいいのに。




今の言葉ちょっとうれしかったけどね




てか、もう舜君入ってるし...。人の話聞こうよ!


「おい、早く入れよ」


『ま、まってよー』