「みんこのことなんだが、最近様子が変なんだ」 せりくの声は相変わらず低くて何を考えているのかわからない声。 「変って?」 僕は家の玄関で靴を脱ぎながら言った。 「元気ないとゆーか、なんてゆーか。 まあとにかくいちやならなんか知ってるかと思って」 「いや、知らねーな。 そいや、今日も貞子になってたぞ。 そしてファンクラブの奴等に絡まれてた」