------------ ゆりside 軽い貧血で倒れた私は、その晩病院を後にした。 無事だったことをいちやに告げようと電話しても出ない。 そのため、お母さんの了承をえていちやの家へ行った。 相変わらずいちやの母は 優しく私を家に迎えてくれた。 「いちやは部屋で寝てるわ〜」 といちやの母は言った。