あの花を何度でも愛そう






せりくたちもなかを見た。
それをみて、僕も恐る恐るなかを見ると


それはガタガタな字で書いてあった。





それは

衰弱しきった体で

震える手で

辛かったろうに


それでも

ゆりが僕に残したかったことばだった。