あの花を何度でも愛そう






違う


違う



違うんだ。




「まだ生きている」





そう。まだ生きているんだ。


ゆりが死ぬはずない。




「ゆりは…生きてるだよ…」






僕はそう言って、ゆりの頬に手を当てた。