あの花を何度でも愛そう






ゆりはリビングのソファーに座りながら、お腹を押さえた。
何だかいつもに増して真っ青だ。


「ゆり大丈夫か」




ゆりは青ざめた顔で頷きながら辛そうな笑顔を向けた。



「気にしな……っ……」




------バタンッ




テレビの音が虚しく響くリビング。

ゆりは意識を失った。