真っ暗な夜道なのに、ゆりは目立つ。 白いカーディガン。 お化けと間違われそうな青白い肌。 「いちやと、一緒にいると、楽しいな」 ゆりは笑った。 「おう」 僕は思わず照れてしまいそうだったから、短く答えた。 「今日パパもママも、いないの」 ゆりは、睫毛を伏せて言った。 「やっぱり寂しいから…泊まって…ほしいな…」