あの花を何度でも愛そう





--------


2月の終わり。
ゆりは僕たちにこういった。



「冬の海が見たいな」


その願いに、僕達は悩んだ。
なぜなら、この辺に海はないからだ。

いや…あるけど、汚い。
海と呼べない海。



ゆりが、むりかなと笑いながら言ったとき、
みんこは立ち上がり




「行こう!!」





と声を張り上げた。