あの花を何度でも愛そう





せりくは椅子に座りながら、

「んじゃ、ディズニーランド行くか」

と言った。



「「わああああい!」」

ゆりとみんこはハイタッチして喜び合っていた。



僕はそんな二人を見ながら
考え事をしていた。


すると、そんな僕をみて、
ゆりが背中に乗り掛かってきた。

「なに考えてるの〜?」


「うげっ。乗るなばか。なんでもねーよ」




「えー。ケチケチおばば!」
「どっちかというとじじいだよ!」