あの花を何度でも愛そう






僕はゆりをじっと見つめ、
真剣な口調でこう言った。



「絶対よくなってる。俺は信じる。…おばさんにきっちり伝えてくる」



ゆりは僕の言葉を聞いて、少し目を潤ませ、


「-----うんっ」


と笑顔で頷いた。