「.....嘘!!お母さん?!お姉さんかと...思いました...」 まさか、お母さんだったなんて... 大学生くらいかと、思った!! これ、本当。 「愛柚ちゃん、嬉しいこと言ってくれるわね。でも、正真正銘、隆弘の母親だよ。」 お母さんはそう言って、微笑んだ。 隆弘くんと、似てる。 笑ったときの目元が、すんごい似てる!! 「そうなんですか.....」 あたしが呆気にとられていると、隆弘くんにクスクスと笑われた。