「莉央は、俺の彼女でしょ。」 隼人の唇が私のものの上にちゅっと降ってきた。 「隼人……」 涙でぼやけた視界。 もう何がなんだかわかんないよ…。 「ごめん。…俺との約束すっぽかして、教室で高木といちゃついてる莉央見て妬いたの。」 だから連絡しなかったの、不安にさせてごめんって。 私、隼人に嫌われてないの──────…? でも─────