愛情の延長線上

彼の掌が私の背中に回って、ぐっと抱き寄せられる。

自慢できるほどない胸が彼に押し当たって、彼の胸に顔が埋まって――

私は、彼の首に腕を、腰に足を回してしっかりとしがみついた。

彼も私も熱くて熱くて――

それしか感じられないのに……

リュウヤの体の中にはもっと熱いものがあって……

私の中に入ってくるものも、私を抱き寄せる体も、私を焼いてしまいそうなのに……

全部が優しい。

もしこの世界に、ただものを灰にするだけではない炎があるとしたら、それはきっと彼なんだろう。