「亜美、明日空いてる?」
「はい、空いてますよ」
「デート、しよう」
「っ!はい!」
「亜美、好きだ」


南雲く…、弘樹くんの顔がゆっくりと近づく。
あたしは目を閉じた。


そして、ゆっくりと…
二人の唇が、重なった。


それは、とても優しく、温かいキスだった。