同居、始めました




「待ってよ!!」



あたしはその自分の声で目を覚ました。…いやな夢だったな。



あたしは夢のことを忘れようと頭を左右に振る。…振りすぎて頭がグラグラする~。



フラフラしながらベッドから立ち上がり、時計を確認する。午後7時。



もう7時なんだ…帰ったのが5時くらいだから…あたしすごい寝たんだ。



さすがにもうお母さんは帰ってるでしょ。てかお父さんもとっくに帰ってきてるはず。



そう思って一階に降りる。



「お母さーん、お父さーん。ご飯もう食べたー?」



声をかけても返事がない。…聞こえてないのかな。



「ちょっとお母さん?いない…の…」



いつも両親が幸せそうに他愛ない話をしているリビングには…誰もいなかった。