* * * * 「ただいまー…」 あれから快斗に会うこともなく、無事に我が家に帰りついたあたし。 「真面目に疲れた…」 ソファーに自分の荷物を置いて冷蔵庫からジュースを取り出す。…ってあれ? 「お母さーん?いないのー?」 専業主婦のお母さんがどこにもいない。…買い物にでも行ってるのかな。 お母さんがいないなんて、珍しい。いつも帰ったら「あら、依亜お帰りなさい」って笑顔で言ってくれるのに。 「…部屋に戻ろ」 ジュースを飲み終えたあたしは荷物を持って、自分の部屋に行く。