――― 「あ゛ー、あったまいったーい…」 「うっぷ…気持ち悪ぃ…」 そして翌日。 ひたすらアルコールに逃げたあたしたちに待っているのは、ドキドキハプニングでも聖夜の奇跡でもなく、ただの二日酔いだけであった。 「…今日は、もう店開けないことにするわ。」 「それが正解ダと思います…。」 まぁ、あたしのクリスマスなんて、こんなもんだよな…。 END