愛し方もわからずに。









いや、でも…
うん。いや




まあいいか。



「ぶっ」


そのとき、いきなり千尋君が吹き出して笑いだした




「え?え?え?」



「いやぁ、百面相が面白いなって」



あたしが一人テンパっていると、千尋君はそんなことを言い出した




あたし、そんなに面白い顔してたかなぁ


恥ずかしい…




「さ、着いたよ」


「わー
イイ雰囲気~」





千尋君が止まったところはとてもオシャレな雰囲気のカフェの前だった



照明のそんなに明るくない感じとかかわいい!



今度、薫も連れてこようっと。