「咲本と、またなんかあったっしょ?」 自分の気持ちをあたしが認めて、一週間ちょっと経った金曜日のお昼休み。 薫があたしの顔を覗きこみながら心配そうに言った 「あたし、顔に出てる?」 「別に? けど、なんだか雰囲気が違う」 薫には、どんなにあたしが隠し通そうとしてもバレてしまう だから、嘘なんてつけないんだよね 「ここじゃちょっと… てゆーか今日、カラオケ行くよね?」 金曜日にカラオケでストレス発散。それが、あたしたちの週末の伝統なんだ 「うん じゃ、そのとき話してね」 「わかった」