「早くしろよ、行くぞ」




朝になり、いつも通り迎えに来た伊吹。





「ふぁ~…」



伊吹は、大きなあくびをしながら頭をかいている




意味わかんないんだけど!?
ちょっと、普通すぎない?






やっぱり夢だったのかな…



いや、夢にしちゃリアルだし
千尋君の連絡先はあたしのケータイに入ってる




それとも、伊吹はもう忘れちゃった?




あたし…
ファーストキスだったのにっ!


忘れた、ワケないよね。