『今、友達と撮ったんだとさ、 わざわざ送ってくるとか 可愛いよな?』 『別に…。』 そっぽ向くと。 『あれ? 成羅もしかしてヤキモチ?』 『違うもん。』 『ハハッ。可愛くないなぁ。 俺、奈々と付き合っちゃおうかなぁ?』 『はぁ?』 目を大きく開いてから、 ほっぺを膨らませた私。 『わぁ。今の可愛い♪ もう一回。』 『もう。からかわないでよ。』 そうこうしているうちにバスが到着した。 お店までは結構近かった。