美少女は甘い夢を見る

ハァ……



居心地の悪さを感じるね。



と、ため息を吐き、何気なく目の前にある小さなテーブルの上にあるスマホに目をやる。


化粧セットとスキンケア用品に、ピンセット、綿棒、付けマツゲなどの私の生活空間が散乱してあるテーブルだが――中央にあるスマホだけは浮かんでいる島のように、離れている。