秋夜が稲穂の方を向いて

「なに?じろじろみないでくれる?」

〈っっ。えーどーしよ〉

稲穂が答える前に
秋夜はまたうつぶせになり
寝てしまった。

〈…。よし〉

「あの…私、雨宮稲穂。よろしくね…。」


無反応。

「あっえっと、今日いい天気だね~」

〈なにいってんのアタシ!〉

稲穂は恐る恐る秋夜の方を
横目で見た。


すると秋夜は案の定稲穂を見ていた

「あっ。えっあーもうすぐ授業始まっちゃうよ、一時間目は理科室だよ、はっ早くいこっ」

稲穂が立ち上がっても
秋夜はだまって
稲穂を見つめている