そうして皐月と当たり障りのない会話をしていると、教室のドアが開いた。 担任がきた。 「おい、お前ら席付けー、委員長、号令ー ……はい、おはよーさん。」 俺の担任は、当たりだ。 とにかく、ラク。 問題さえ起こさずいればOK という、何とも無気力な感じ。 無駄に熱心なやつはついていけない。 だから、担任が原因でもない。 「体育委員は、昼休み集合かかってっからなー」 体育委員である皐月が え゛ーーっ、と面倒くさそうな声をあげる。 その様子を眺めてると、皐月がチラッと こちらに視線を向けた。