正と狂の別れ道 ~僕の選んだ道~


【昼休み】

「やーっとご飯だぁっ!」

そういって満点の笑顔でお弁当を
持って俺の席にくる皐月。

「…お前、委員会は?」
「あ゛…。」

シュンとする皐月。
そして申し訳なさそうな顔を俺に向ける。


「俺なら、屋上でお前のいない静かで快適な昼休みを満喫するから、気にすんな。」

「樹、ひでぇ!…んじゃ、行ってくる!」


右手に本とパン、左手にコーヒーを持ち
屋上へ向かう。