「お前がそんなこと言っても、俺はお見舞いに来るから」 と、怒りながら言う凛。 「お前は、心配しなくていいから」と、笑顔で言うお父さん。 あたしは、嬉しくて、悲しくて、いろいろな気持ちが混ざり合って 泣いた。 ありがとうと、何度言っただろう。 だけど、ありがとうだけじゃ足りない。 感謝しずにはいられない。