「……」
「……」
無言で歩く二人
長い沈黙を先に破ったのは悠太だ
「なぁ…どこ行くんだよ」
「ある場所」
「だからどこに…」
「黙って付いてくる」
「はぁ…」
居場所を言わない奏に黙って付いて行く悠太
二人が向かったのは第七地区と第八地区の間にある建物だ
「ここって第七地区と第八地区の間じゃん」
「入るわよ」
中に入ると、ジャッジメントの人やこの建物で働いてる(?)人や、その関係者らしき人が何人かいた
受付みたいなところに居た若い男性が奏に話し掛ける
「合言葉は?」
「MEEO」
(MEEO?)
奏の不思議な言葉に首を傾げる悠太
「中にどうぞ」
「ありがと。こっちよ、篠原くん」
「え…うん」
奥に進む二人
そこでずっと思ってたことを口にする悠太
「ここどこなんだ?つーか…こんな建物あったか?」
「そりゃ、一般人には見えないようにしてるからね」
「え?」
「この都市がどんな都市か知ってるでしょ?」
「あぁ…。“魔法都市”だろ?魔法使いや能力者の7割がいる最大の都市」
「えぇ」


