「渚、朝ご飯は?」 「いらない!」 「朝から脳が働かないぞ」 「いいよ別に!」 「送ろうか?」 「ホント?!って お兄ちゃん学校一緒じゃん」 「おう ついでだから乗っけてってやる」 「普通だよ! でも、ありがと!」 と、のんびりと話すのは 兄の片倉湊。 高校3年生。 ルックスはいいが、中身がちょっとアレw アレっていうのはそのうち知ることになるだろう。