籠のトリ




次の日・・・私は究極に学校へ行きたくなかった。
でもみんなに昨日の話はしてないから休むわけにもいかなかったので、覚悟を決めて行くことにした。



教室で先生を待っている間に気づいたのだけど・・・




春「ホームルーム始めるぞ。
あ、そうそう気づいてるとは思うけど町沢(マチザワ)らは自己退学した。
それと隣のクラスの男子3人もな。」




そう、女子の人数が少なくなっている。
しかも昨日一緒に裏方をした人達・・・。
ていうか男子3人ってまさか・・・。




春「詳しくは言えねぇけど転校する奴もいれば働く奴もいるってとこか。
まぁ気にすんな。

んじゃ今日も一日頑張れよー。」





そう言って教室から出て行く先生・・・動きが少し変に感じた。
それは私だけでなく孝太郎達も感じていた。



孝「佑真さん、怪我でもしたのか?」



風「動きが少し鈍くなってたよな。
まぁそこまで大怪我じゃなさそうだし、大丈夫か。」



「うん・・・。」



いなくなった彼女達について話をする事はなく、普通に授業を受けていた。

でも私は男子3人が退学したことに手が震え、授業どころではない。



それに男達が言っていた言葉・・・
"俺らじゃなくて俺らに頼んできた女らを恨め"

まさかだけど・・・女らって退学した人達・・・・・・?



仮にそうだとしても退学なんて、そんな事出来る人なんて・・・私の中ではあの人しか思い浮かばない。



「・・・嘘だよね。
あの人が知っているはずがない・・・。

偽名に、変装までしてるんだから・・・。
きっと大丈夫・・・だよね。」




そんな事をずっと考えていた。




ぼーっと考え事をしながら一日を過ごした。
蒼太達に心配されていたが、ごまかしておいた。




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