籠のトリ




文化祭3日前となり、放課後や授業の一つとして出し物の準備に取りかかった。
裏方は私の他にジャンケンで負けた女子が数人ともちろん男子もいる。ちなみに男子の方が人数が多い。

今接客組は衣装の準備やら採寸やらで別の教室にいたりしている。




女子「ちょっと、さぼってないで働いてくんない?」



女子「男にちやほやされてるからって調子のんなって感じ。」



女子「さっさと働けよ。」



きちんと準備に取り組んでるのにも関わらず裏方担当の女子達に色々と言われる。
・・・別に気にしないけど。



男子「おまえ等の方こそ働けよ。
森里さんばっかり押し付けんなよ。」



男子がそう私を庇ってくれるが、逆効果。
さらに女子達は私を睨んでくる。



女子「あんたら男子には関係ないでしょ。
これは私たちとこいつとの事なんだから口出さないでよ。」



女子「あー、めんどくなってきた。
ってか男に媚びばっか売ってる暇あったら準備やれって感じー。」



女子「私も疲れたー。
つーか、もうこいつに全部任せていいんじゃない?
男に媚びばっか売るほど暇みたいだしー。」



女子「それいーね!
んじゃ全部やってろよー。」



キャハハ、と笑いながら教室から出て行った。
・・・全部とか無理に決まってんじゃん。



はぁー・・・、とため息をついていると男子が声をかけてきた。



男子「あんま気にすんなよ。
ただの嫉妬だ、嫉妬。」



男子「そーそー。
自分らが男に相手にされないからって妬んでんだよ。

俺らも手伝うし、準備一緒にしようぜ!」



まぁ悪化させたのは間違いなくあなた達なんですけど・・・とは言わす、仲良く準備に取りかかることにした。





・・・そしてその様子を教室から出て行った女子達に見られていて、もの凄く睨まれていた事に私は気づかず準備をしていた。




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