そんな事を考えてると、後ろの席の男子からペンで突っつかれた
「(星川、今授業中だよ…っ)」
えっ!?あ、そうだった…
今国語の勉強中だったんだった
先生は普通にペチャクチャ喋っている
どうやらあたしには気がついていないようだw
あたしは手に持っていたケータイを横に掛けてある鞄に、いれといた
あっぶなかった~^_^;
「あ、これ豆知識なんだが…」
いきなり先生が授業に関係ない(?)話をし始めた
「この物語に出ている花は、実際に存在している」
花?この架空の世界にしかなさそうな綺麗な花が、現実にも存在しているの??
教科書に書いてある花は、写真とかではなく絵で載っているため、綺麗で上品な輝きを放っている
「この花言葉は、‘唯一の恋’らしい」
唯一の恋……?


